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ストラスブール・10

2006年10月19日
Strasbourg, Alsace /フランス(アルザス地方)

パン・デピス
Pan d'Epices

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お菓子の名前でもあり
お店の名前でもあります

パン・デピスはスパイスの効いたケーキのこと
発祥は他の地方のようですが、アルザスでも伝統的なお菓子のひとつです

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スパイシーなシンプルの味わいのものから
木の実やドライフルーツを練り込んだものなど
いろいろな種類がありますが
どれも美味です !

1番上は、プレーンなタイプのケーキ
パフッとした食感。スパイシーでほんのり甘い風味
長さは12cmです

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2枚目の写真のものは、いろいろなものが練り込まれたタイプ
しっとりとした食感で、どっしりとした味わい
大人のお菓子です。 紅茶にとても合います

片言の日本語を喋る陽気なムッシューと
親切なマダムが、あれこれと味見をさせてくれました

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《Pan d'Epices》
14, rue des Dentelles 67000 Strasbourg
営業時間: 10:00~12:00、14:00~19:00、 定休日: 無休

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プティット・フランス(Petite France)のすぐ北側をイル川と平行して延びる通り沿いにあります
日持ちがするのでお土産にも最適です

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(撮影: 2006年7月9, 11, 12日)

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ストラスブール・9

2006年10月18日
Strasbourg, Alsace /フランス(アルザス地方)

ティエリー・ミュロップ
Thierry Mulhaupt

素朴系ではなくて
パリのお店のようにお洒落で美しいお菓子を求めるなら
ここがお勧めです

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ケーキも、どれも美味しそうでしたが
寄ったのが最終日だったので、買ったのはこの2つ
ゴマのパイは、サクット香ばしい歯ざわりで
バターの風味と、ごまのコンビネーションが、ついついあとをひく美味しさです

チョコレートは、カカオ85%の板チョコ
濃厚な中にも軽快さがあるフランス系。さすがの美味しさでした

日本に進出してくれないかなぁ・・・ 、と思っていたら
伊勢丹・新宿本店のバレンタイン・フェアに去年も今年も来ていたらしい
恐るべし伊勢丹 ! 来年も呼んで欲しいなぁ。 自分で買うからさ。。。

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《Thierry Mulhaupt》
18, rue du Vieux Marché aux Poissons 67000 Strasbourg
営業時間: 8:30~12:30,13:30~18:30、 定休日:日曜、月曜
お店のHP: http://www.mulhaupt.fr

グーテンベルクく広場(Place Gutenberg)からコルボー橋(Pont du Corbeau)へと延びる道が
魚市場通り(Rue du Vieux Marché aux Poissons)です

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(撮影: 2006年7月15日)

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ストラスブール・8

2006年10月17日
Strasbourg, Alsace /フランス(アルザス地方)

ル・ベッコフ・ダルザス
Restaurant - Winstub Le Baeckeoffe d'Alsace

ベッコフはアルザスの冬を代表する伝統料理
牛、豚、羊のぶつ切りにしたお肉を白ワインでマリネして一晩漬け込み
専用の楕円形の陶製の器に、じゃがいもや玉ねぎなどと交互に重ね
地元の白ワインを注ぎ、じっくりと焼いたものです

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語源は古いアルザス語で 「パン屋の窯」
昔は、準備した鍋をパン屋に持って行き、パンを焼き終えた窯で焼いてもらったので
この名が付いたそうです

上の写真は、一番ベーシックなベッコフ(Baeckeoffe Traditionnelle)、14ユーロ
トロトロに煮込まれていて、ナイフを当てるとホロホロと肉がほどけます。 美味い!!
羊の臭みはまったくありません
肉の旨みを十分に吸ったじゃがいもが、また、うまい!

昔の、ある意味豊かで、ある意味貧しかった暮らしが想像できる
そんな、背後に長い歴史を感じる素朴な料理です
真夏でしたが、体も心も温まる、本当に素晴らしい料理でした

写真の鍋は1人分。 長い径で25cmほど
二人でシェアすると、もうちょっと食べたいなぁと思う位
でも、ひとりで食べると、きっと飽きると思われる微妙な量です

使い込まれて、ところどころ炭化した鍋
京都のすっぽん鍋の大市さんを思い出させます
これだけでも老舗の伝統を感じます

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この写真は、前菜で食べたタルト・ア・ロニョン(Tarte à l'Oîgnon)シンプルな玉ねぎのタルト
卵がふわふわ、あつあつで、これもとっても美味しかった !
付け合わせが生野菜というのはドイツ風です

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働き者の女将さんと美人の娘さん
文字通りアットホームにやっている雰囲気も、とっても良いお店でした
また行って食べたいなぁ

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この地方には、空の澄んだ日にはコウノトリが幸せを運んでくる、という言い伝えがあります
コウノトリがベッコフ鍋を持っている、かわいい看板でした

下の写真
“COUPE DU MONDE SUR ECRAN GEANT” 「W杯を大型スクリーンで」
イタリアとの決勝戦を控えていたので、案内が出ていました

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《Restaurant Winstub Le Baeckeoffe d'Alsace》
14, rue des Moulins 67000 Strasbourg
お店のHP: http://www.baeckeoffe.com/
プティット・フランス(Petite France)の南側の一角にあります

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(撮影: 2006年7月9, 11日)
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ストラスブール・7

2006年10月14日
Strasbourg, Alsace /フランス(アルザス地方)

ランシエンヌ・ドゥアンヌ
Brasserie Restaurant L'ANCIENNE DOUANE

8月9日 以来、久しぶりにストラスブールの記事に戻ります

フランス到着の翌日のランチ
ストラスブールでの最初の食事

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現地に駐在されている方の個人のHPで見つけた
「タルトフランベが他のどの店で食べたのよりも美味しい!」
という力強い recommendation を頼りに、この店に来ました

タルトフランベ(Tarte Flambée)は、フランス風のピザのようなアルザスの名物料理で
薄いサックリした生地に、フロマージュ・ブラン(Fromage Blanc)白いチーズを塗り
ベーコンと玉ねぎをのせてオーブンで香ばしく焼いたものです
木のまな板にのって運ばれてきます

写真の大きさで1人前
チーズのさっぱりとしたコクと、ベーコンの旨みが美味しくて
ワインと交互にどんどん進み、ひとりで1枚余裕で食べられます

サラダは、野菜が元気で活き活きしています。
白くて丸い輪切り状のものはシェーブル(やぎのチーズ)
臭いから苦手で日本では食べられないのですが、ここのは美味しかった
やぎの臭さと思っていたのは別の匂いだったようです

料理は、一番ベーシックなタルトフランベ(Flambée Nature)6.95ユーロ
夏の盛りたくさんサラダ(Grande Estivale) 11.5ユーロ
ワインはグラスで、ゲヴェルツトラミネール(Gewurztraminer) 5.2ユーロ
ミュスカ(Muscat)/マスカット 4.3ユーロ

二人でオーダーしたのはこれだけ
コースとしては全然成立していませんが、お店側もこれでOKの様子でした
量的には軽めのランチとしては充分

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《Brasserie Restaurant L'ANCIENNE DOUANE》
6, rue de la Douane 67000 Strasbourg
お店のHP: http://www.anciennedouane.fr

Brasserie(ブラッスリー)はアルザス地方では「ビールを出す料理屋」という意で
ここは列記としたレストランです
入り口では、黒服に蝶ネクタイ姿の堂々たるムッシューに迎えられますので
観光客として油断した格好で行くと、ちょっと慌てます

予約せずに入れましたが、夜は予約した方が良さそうです
地元の人が続々とやって来る人気店でした。 美味しかった !!

クレベール広場(Place Kléber)からグーテンベルクく広場(Place Gutenberg)を抜け
魚市場通り(Rue du Vieux Marché aux Poissons)を南へ
コルボー橋(Pont du Corbeau)のすぐ手前を右折、イル川沿いの倉庫のような建物にあります

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(撮影: 2006年7月9日)

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コルマール・3

2006年09月05日
Colmar, Alsace /フランス(アルザス地方)

ジャン
Jean

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リンツァートルテが
素晴らしく美味しかったお店です

サクサクで香ばしい生地はシナモンの風味がしっかり効いていて
その中には甘すぎないフランボワーズのジャムがたっぷり

甘酸っぱいジャムと生地のスパイスのバランスが絶妙で
こんなに美味しいリンツァートルテは初めてでした
素朴な中に、大人の味わいがあります

バターが妙に際立つ日本の物とは全くの別物です
こんなに美味しいのなら、もっと沢山買ってくればよかった
これを買うためだけに、コルマールに行ってもよいと思う程です

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手前の紙には
“Tarte du jour Abricots” 本日のタルト、アプリコット
と書いてありました
フランスといっても地方のケーキは素朴です

《ジャン》
6, place de l’École 68000 Colmar
営業時間: 8:30~12:15, 13:30~18:30 (土曜は昼休み無し)
定休日: 日曜の午後、月曜日

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ウンターリンデン広場から"頭の家"(Maison des Têtes)と呼ばれる出窓の邸宅の前を通り過ぎて
次の角を左へ曲がり、少し歩くとある小さな広場に面してあります
このお店も、店先の小さな広場にアイスクリームのワゴンを出していました

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(撮影: 2006年7月11日)

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コルマール・2

2006年09月04日
Colmar, Alsace /フランス(アルザス地方)

ウンターリンデン美術館
Musée d’Unterlinden

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街の真ん中、ウンターリンデン広場にあります
この美術館で一番印象に残ってるのが
この古い回廊

特に、この日はとても暑くて
外は日射病になりそうな程の陽射しがありましたが
回廊は涼しく、ここのベンチに座って中庭を眺めていると
本当に気持ち良かったです

できることなら
そのままベンチで昼寝をしたいくらいでした

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上の写真はこの美術館のハイライト
グリューネバルトの "Retable Issenheim"「イーセンハイム祭壇画」

修道院を改造して作られた美術館というだけあって
祭壇画にふさわしい場所に置いてあります
2階から見下ろすと、また別の趣が味わえて素敵でした

特設展示のガラス製品のコレクションが素晴らしく、見応えがありました
今週末の10(日)迄やっています

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左の建物が美術館
たしかに噴水に足を入れたくなる程の暑さでした

《ウンターリンデン美術館》
1, rue d’Unterlinden 68000 Colmar
美術館のHP: http://musee-unterlinden.com/

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(撮影: 2006年7月11日)

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コルマール・1

2006年09月02日
Colmar, Alsace /フランス(アルザス地方)

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ストラスブールの南
ライン川の上流へ約100km
アルザスらしい、とってもかわいらしい街並みが保存されている "おとぎの国" 系観光地

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この地方では珍しく
ほとんど戦災に遭っていないのだそうです
ですが・・・、ストラスブールから行くと
あまりにも雰囲気が似ていて、ちょっと新鮮さには欠けるかも

1枚目の写真は
街の中心にあるウンターリンデン広場(Place d’Unterlinden)
お花と緑が一杯の気持ちの良い爽やかな広場です

コルマールは意外と大きな街で
駅から広場までは歩いて20分ほど
観光案内所(Office du Tourisme)もこの広場にあります

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これと下の写真は運河に沿って古い街並みが残る
プティット・ヴニーズ(Petite Venise)「小さなヴェニス」と呼ばれる地域

水があって、なかなか雰囲気は良いのですが
ヴェニス・・・・???
う~ん、、、ゴンドラじゃなくて、単なるボートだし
運河や橋のつくりなども、ヴェニスっていう感じとは、ちょっと・・・
車の往来も結構あってゆっくり観光しにくく、ちょっと残念

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《コルマールの行き方》
ストラスブールからスイス国境の街バーゼル(Basel)方面行きの近郊快速(RE)に乗って約35分
1時間に1本

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(撮影: 2006年7月11日)

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